DPZ NEWS (001) : 乙幡さんがQRコードで…

多くの人を立ち食い蕎麦屋に走らせた驚愕の記事「好きなものを“データカード”にして楽しんでみる」(2009.07.01)はもうご覧になっただろうか?

この記事では2種類のデータカードが作成されているのだが、その2つめのデータカード「現代舞踏部」において裏面のデータシートにはQRコードが用意されている。

(「好きなものを“データカード”にして楽しんでみる」より)

このバーコード、実際に読むことができる。記事中の写真からも読めるが、最後にリンクされているPDFファイルの方が確実だ。読み込む前は「現代舞踏部」の街頭エントリへのリンクが書かれているのだろうと思っていたのだが、底に書かれていたのは…

「ポイント」だ。


何のリンクもない普通の文字列だ。カードに記載されている「ポイント」が書かれているようだ。細かく見てみると、カードの記載と微妙に異なっている。例えば7番「大灯篭」のカードでは、

ご陽気に、邪念を振り払い、周囲の外国人観光客の目を気にせずに。

となっているが、QRコードに書かれているのは、

周囲の外国人観光客の目を気にせずご陽気に

と簡略化されている。QRコードの方が簡略化されているのかと思ったら、2番「ゴミ箱(燃えるゴミ用)」では、
カードが「虚無感を心にとどめて」であるのに対し、QRコードは「虚無感をいつも心にとどめて」と若干長い。すべてのカードを見比べてみたが、8枚中6枚のカードにおいて、裏面の記述とQRコードの文言との相違が見られた。


なぜ、それぞれ別の文言を書くという手間のかかることをしたのだろう?勝手な推論だが、これはわざわざQRコードで読み込む人へのサービス、もしくは違うことに気付いた人が全部のカードのQRコードを読み込むために仕掛けてあるのではないだろうか。