潜伏先よりコンニチハ

やっと、ネットにつなげた。
只今、某市郊外にある当ブログスタッフのアジト(通称:チチどしゃハウス)に潜伏中。ターニャとアンナ以外のメンバはここに集まっている。アンナは海外メンバだし、ターニャは子供だからだ。
実を言うとターニャは子供だという点を抜きにしても連れて来る訳にはいかない。ターニャはピピで「セッツブーヌは我が国固有の行事です」と強く教えられて育った生粋の愛国者なので、この件については俺たち日本人と意見を異にしているのだ。
おそらく潜伏することが知られたら「ターニャはスズヒコの見方だよ」とか言ってついてきていただろう。そして24時間以内に全員暗殺されるに決まってる。サミーも含めてだ。
こちらに長く住んでいるマン蛾次郎(4コママンガ担当、出番はない)によると、この手の騒ぎは、かつては3〜4年おきに起きていた恒例行事のようなものだったが最近はなりを潜めていたらしい。今回は6年ぶりで規模としては「中の上」とのこと。大抵はある程度騒ぎが大きくなった時点で、日本大使館が餅まきをすると沈静化するらしい。
この餅まきには、どちらが正しいか決めるのではなく「餅でも食べてこの問題をゆっくり考えようじゃないか」と言う意味合いがあるとのこと。この餅は通称「曖昧餅」と呼ばれている。在ボリビア日本大使が羽織袴で餅をまく姿はちょっとした名物になっているそうだ。
曖昧餅が始まる前にこのチチどしゃハウスが襲撃される可能性もあるので、万が一に備えて昨夜から餅つきで忙しい。日本人各種活動家のアジトには、非常事態に備えて餅米と蒸し器と杵と臼が常備されているのが常だ。俺たちもそうだが、みんな音を立てずに餅をつくのが巧い。