2007-01-01から1ヶ月間の記事一覧

雑談

昨日の「裁判の歌」はコメント欄が凄いことになっている。明らかに、伝承された歌とは思えない歌詞もあるが、面白いので見逃すことにした。もう少し成り行きを見守ることにしたい。 グルーヴという言葉にあこがれる。なんだろうグルーヴって。俺が知っている…

伝承歌

どの世界にも伝承歌と呼ばれる古い歌がある。日本の民謡や童謡もそうだが、それらの歌には不思議な歌詞のものが多い。元々の意味が解りにくい上に時代を経た変化や追加が為されて、どんどん複雑になって行くためであろう。 ここボリビアの伝承歌は大雑把に分…

銀狐

銀狐 1994年/ウクライナ/監督:謝直怡/73分 20世紀前半の旧ソ連、レニングラードの下町にすむ少年達の友情を描いた物語。 サッカーが大好きなどこにでもいる普通の11歳の少年ウラジミールはある日自分が重い緬臓病(緬臓は映画内の架空の臓器)であること…

懐かしいお菓子

子供の頃に食べたお菓子を思い出すことがある。 ウコンを混ぜた小麦粉で出来た薄くて黄色い皮につつまれた小豆で、直径4cmほどの球状に固められた芋団子の表面をびっしりと覆い、それに黒蜜をたっぷりと塗って、あられをまぶしてからこんがりと焼き上げ、最…

お知らせ

何点かご連絡を。 プロフィールを更新した。少しずつ増やしていく予定。 右側の「素敵ダイアリー」も増やした。この欄でははてな限定で面白い日記やブログを紹介するので読むと良いだろう。 テレビに出るかもしれない。ボリビア中央テレビのインタビューを受…

盛り沢山

床屋や美容室に行くときに写真を持って行く人が居るらしい。「らしい」と書いた事に特別な意味は無い。自分では持って行ったことがないし、知り合いと床屋の話をすることもめったに無いし、今まで床屋でそのような光景を目撃することもなかったからだ。とに…

藁と豆

インターネットのおかげで日本のニュースをパソコンで見ることができる。回線速度の関係で約3日程の時差があるものの、故郷の情報を得ることができるのは大変ありがたい。先日見たニュースで興味深かったのはこんなものだった。日本の皆さんはご存知かと思…

困った子供

隣家の娘、ターニャは愛国心にあふれるダンス好きの幼稚園児だが、最近は死んだ真似に凝り始め周囲の大人たちを困惑させている。 ターニャは体が柔らかく息を長い時間止めるのも得意なので(幼稚園でグランブルーごっこが流行した際に身に付けた技術らしい)…

ニュースの日

ここ数日のニュースより抜粋。 「5人会」次回の開催日が来月10日に確定。メコンクラブの方針を受け、ミリアレーロ議長が明らかに。開催地未定、2000万ペセタ。 行方不明の"鼻"見つかる。昨年末よりサンタクルス遺跡で行方不明に。同市のゴミ処理場に放置。…

イルカとナマコ

ここをご覧の方々は、1月17日の「国際イルカの事を考えないデー」(以下、イ考デー)をどのように過ごされただろうか。「イ考デーなんて知ったこっちゃねえ。俺はイルカの事を考えまくったぜ」というバンカラな人や「イ考デーの事を忘れて、うっかりイルカ…

中尉にメールは来ない

中尉にメールは来ない 2003年/ボリビア/監督:マルシア・ガルケス/100分 この映画は大変複雑な構造をしている。原作者と登場人物と主演俳優と監督が同一人物(マルシア・ガルケス)なのだ。まず、原作となった小説「中尉にメールは来ない」の内容はこうだ…

最低クイズについて

こちらの若者の間では「最低クイズ」というのが流行っている。例えば一番人気があるのは、こんな感じの問題だ。 標準的な都市に住むある若い女性(仮にキャサリンとしておこう)が昨日から急に多くの男性から「僕を怖い目で睨まないでください」と抗議される…

国際イルカの事を考えないデー

たまには国際的な話題を。明日1/17は「国際イルカの事を考えないデー」だということをご存知だろうか? 「国際イルカの事を考えないデー」は1996年1月18日の朝、当時の国連事務総長だったブトロス・ブトロス・ガリが「あ、俺そういえば昨日イルカのこと一回…

グミウス観戦

昨日はグミウスの国内大会のチケットを知り合いから譲ってもらったので、セラテムム・ホールに観戦に行った。俺が見たのは団体戦の決勝で、まれに見る好カードを生で見ることができて大変ラッキーだったと思う。 開始13分、ここ2年で異例の大昇格を続けて話…

おおきなかぶ

おおきなかぶ 1997年/ペルー/監督:タカコ・ニシ/20分 作品として成立していない。学芸会レベルの演技に辟易した。 演技の未熟さは将来に期待するとして、撮影技術の低さにあきれた。効果なのかもしれないが、全編を通して画質が悪くカメラアングルもほぼ…

鳩小説

こちらでは小説と言えばほとんどが鳩小説だ。 中でも主要なものは次の3種類。 都会で鳩を飼っている男が主人公の小説 鳩目線での空中小説 警察官として働く鳩が出くわした事件を解決する鳩ミステリ 鳩が重視される理由を聞いてみたが、ラパス在住の人気作家…

マキサパヨックの秘密

ヨーロッパのスイスとオーストリアの間にリヒテンシュタイン公国という人口は約3万人ほどの小さな国がある。日本で言えば小豆島くらいの大きさだ。ちなみにこの広さはチチカカ湖の52分の1に相当する。この国にノイトリック社というオーディオコネクターに関…

クラウディオと毒蛇

クラウディオと毒蛇 2001年/チリ/監督:ルビー・フジモ/140分 「どうして、歯が痛むんだ…」 「南半球で一番根暗なギャング」ことクラウディオ(カルロス・カルロス)は、原因不明の虫歯に悩んでいた。何もしないのに歯が痛くなるのだ。おかげで大好きなア…

雑談ですよ

昨日の問題は難しすぎたかな?正解者は0だった(回答者が0だったからである)。 以前、寿司職人の方へのインタビューを掲載したが、その際に変な配慮をして名前を変えて載せてしまった。作家のキタモリオ氏が「オタルの寿司屋はぼったくりだ」と本当のこと…

毒という言葉は良く考えてみると凄い。何の総称かも解らないのに、とにかく体に取り込まれると支障をきたす物で怖いものだと言うことは解る。俺は毒なんか怖くないという人がもし居るとしたら「毒」というシールを作ってあちこちに貼ってみると良いだろう。…

あくび

あくび 2006年/ベネズエラ/監督:シン・オオモリ/180分 「俺より退屈なやつが、どこかにいる」 19世紀末のイギリス。新大陸の発見によって造船業はかつてない好景気を迎えていた。港町サイタマも例外ではなく、多くの造船所はカヌーから空母まで作れる船…

散歩

今日も近所にぶらりと散歩に出かけた。近所の人たちは俺が何者であるかを知らないので気が楽だ。日本に居たときはこんなこと想像もできなかった。いや、嘘はよそう。日本に居るときも気楽に散歩できたじゃないか。でも、そう思いながら散歩すると楽しい。 家…

機関車エンリケ

エンリケは働き始めたばかりの小さな機関車だ。ある日エンリケがいつもの線路を走っていると遠くに丸太が転がっているのが見えた。 「危ない、このままだと大惨事になる!」 エンリケは慌てて警笛を鳴らしたが、丸太がどける筈もない。機関手は全力でブレー…

近況報告

「チチカカ湖はどしゃぶり」の原作は船戸与一氏(外浦吾朗名義)とのこと。申し訳ない事をしたような気がする。 「趣味、特技に空手と書くには何ヶ月以上習っている必要があるか」というシンポジウムが開かれるので見学に来ないかと誘われる夢を見た。返事を…

タリハの民話

タリハに伝わる民話にはある共通した特徴がある。どれも唐突に始まって唐突に終わるのだ。例えば「エチェベリと精霊」という話はこんな感じ。 仕方が無いのでエチェベリは靴底を草のツルで縛りそのまま歩き続けることにした。しばらくすると靴の隙間から小石…

アマゾン万歳

アマゾン川ってブラジルだけの川だと思っていませんか?ここボリビアの中央部はアマゾン川上流に位置します。そのアマゾン川上流にある書店から日本の本を取り寄せました。インターネットって素晴らしいですね。 ゴルゴ13 第36巻「おろしや間諜伝説」P.139よ…

世界餅

日本人のソウルフードである餅を喉に詰まらせて亡くなる方が毎年後を絶たない。海外メディアでは、多くの人の命を奪うこの食べ物を「ホワイト・デビル・スライム」と呼んで畏れたり、危険を承知で食べ続ける日本人を嘲笑したりしていた。その顕著な例として2…

新年の挨拶

la legitimidad de la actual administración 日本の皆さん、あけましておめでとうございます。こちらも正月を迎えました。紅白は白組が勝ちましたね、こちらの予想でも65:35で白でしたので、混乱はありませんでした。正月らしい話を一つ。ある日ボブが家に…