毒という言葉は良く考えてみると凄い。何の総称かも解らないのに、とにかく体に取り込まれると支障をきたす物で怖いものだと言うことは解る。俺は毒なんか怖くないという人がもし居るとしたら「毒」というシールを作ってあちこちに貼ってみると良いだろう。貼られたものに触れたくなくなるはずだ。それでも怖くないって人は試しに飲んでみると良い。
毒という言葉の音感もその怖さの大きな原因となっていると思われる。ガヨネーズくらい怖い。ゴギギドールくらい怖い。
不思議なのは「毒消し」だ。ゲームでしか見たこと無いけど。毒の種類なんて何兆とある筈なのに、それを消すための薬が一つってのは物凄く恐ろしい。健康な状態で飲んだら、副作用で体中が紫になって、パンパンに膨れ上がって死んじゃうのでは無いだろうか。怖いよ毒消し。
田舎に行ったらおばあちゃんが、それ食えやれ食えっていろんな食べ物を出してきて、次の日食べ過ぎてお腹が痛くなったりするだろう。そしたらおばあちゃんは富山の毒消し売りが置いてった強力な毒消しを何も知らないで「ごんりねば、痛でがれにっても、飲んどりけば、良かってしなも」とか言って3袋くらい飲ませるんだ。そしたら、体中七色になって、三日三晩苦痛でのた打ち回った後に、パーンと破裂して木っ端微塵になるだろう。おばあちゃんは「あんれ、こんがらもて死んがびりも、バラバラさぎんがりめのう」とか言いながら泣くだろう。
今日のまとめ:
Q.次の3つを怖い順に並べなさい(理由も)。
「毒」「毒消し」「おばあちゃん」
〜回答は締め切りました〜