グミウス観戦

昨日はグミウスの国内大会のチケットを知り合いから譲ってもらったので、セラテムム・ホールに観戦に行った。俺が見たのは団体戦の決勝で、まれに見る好カードを生で見ることができて大変ラッキーだったと思う。
開始13分、ここ2年で異例の大昇格を続けて話題となったエース(?)のカルロスが鮮やかなピエリスを決め、決定的なダメージを与えたときは、コチャバンバの圧勝かと思ったが、「粘りのサンタクルス」の異名は伊達ではなく地道にルテを上げ、32ラウンドには遂に追いつきその後は一進一退となった。最後の5分間の緊張感はかつて見たどの対戦でも味わったことがないものだった。最終的にはコチャバンバが逃げ切ったのは皆さんご存知のことと思う。
ミウスを生で見たのは初めてだったが、テレビや新聞で見るのとはまるで雰囲気が違って新鮮な体験だった。開始前にはビギナー向けの解説を兼ねたエグジビションゲームがあり、ルールに精通していない人も楽しめるような工夫がなされていた。それにしても、ここ数年のレベルアップは素晴しいものがある。南米No.1はまだしばらくコロンビアが譲らないだろうけど、2位はアルゼンチンが不調なだけに射程圏内に入ってきたというのが国内のグミウス関係者は口を揃えて言っているが、あながち誤りではないと思う。
帰りに売店で2006年の南米大会の公式記録集を買ってしまった。かなり詳細な記録が網羅されているので、しばらくは楽しめそうだ。