血液型


日本で一般によく知られている血液型はABO式だが、これは世界規模で言えば主流ではない。多くの国ではABO式を拡張したアニマル・パタン式(以下 AP式)と呼ばれる方式で血液型を分類している。
AP式では血液型は、8種類に分けられ、その内訳は「犬」「馬」「牛」「豹」「黒豹」「鷹」「蝶」「キノコ」となっている。日本人から見ると「豹」がいるのに更に「黒豹」までいる事や「キノコ」が入っている事など不思議な点が多いが、北米や南米では特に疑問は持たれないようだ。欧州では「黒豹」が「黒兎」、「蝶」が「コウモリ」に代わるが、基本的には同じと考えて良い。
このAP式とABO式の分類には次のような対応がある。

犬…A
馬…B
牛…B
豹…B
黒豹…O
鷹…O
蝶…O
キノコ…AB

多くの方が、B型やO型がどうやって3つに分かれるのだろう、と疑問を持たれた事と思う。これらは血液中の血小板量で分けられているとの事だ。だったら、A型とAB型はどうなんだという疑問が残るがこれについては、説明が見つからなかった。素人考えだが、Aの因子を持つ血液型の場合は、血小板量が重要視されないのではないかと思われる。
AP式血液型をベースとした占いは星座占いと並んで人気のある占いとなっている。日本の動物占いはもしかしたら、このAP式血液型占いがヒントに考えられたのかもしれない。