憧れの職業

昔は子供達が憧れる職業と言えば、野球選手やパイロットだったような気がするが、今はどうなのだろう?サッカー選手とかIT社長なのだろうか。
こちらでもサッカー選手の人気が高く、憧れの職業の上位に上げられることが多い。ここまでは周辺の国も同様なのだが、ちょっと違うのは水道局員が憧れの職業として挙げられるという点だ。
先日、こちらの邦人向けミニコミ誌の取材で訪れた小学校の子供達は将来の夢をこんな風に語ってくれた。「浄水所で悪いゴミを退治したい」「水道管の点検をしたい」「メーターを読んで請求書を送りたい」。他の国の子供達が警察官や消防局員に憧れるように、こちらの子供達は水道局員に憧れるのだ。
このとき「僕はチチカカ湖を風景としてしか見てなかったけど、この子達にとってにとっては飲み物なんだ」と思った。この気持ちを忘れないよう8月中はタイトル画像を変えてみることにした。