ガデオモシ問題7

前回の結論

「ガデオモシ(Gadiomoshu)」とは、鞄には入らないがチチカカ湖よりは小さくて、嫌われていない、可愛い固体(バッタの足を除く)または気体であるキャラクターに付けられた固有名詞である。そして、ガデオモシは我々にお金をもたらしてくれるかけがえの無い存在である。

その後、話は主にバッタの足に関する話題から地元のサッカーチームが採用したガデオモシ制の是非に移行し、聞くに堪えない下品な会話が続く(ここでは割愛)。時刻は午前3時を過ぎ、眠くなる者も。

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「とりあえず、次回で『何物であるか』だけは決めてしまわないか?」
「賛成」「そうしよう」「双子葉」
「でもだらだら話をしても、また下らない話に脱線するんじゃないかな」
「それは間違いない」「自信がある」「むしろそっちに力を入れたい」
「それだとまた決まらないので、次回の打ち合わせに向けて宿題を決めたいと思う」
「俺は国語をやろう」「じゃあ俺は保健体育」「俺も俺も」
(数行削除)
「何の話だっけ」
「宿題がどうとか言ってたぞ」
「そうだ。宿題として、それぞれが案を考えてきて、次回の打ち合わせの際に持ち寄ってプレゼンするというのはどうだ」
「望むところだ」
「200ページくらいの、分量だけ多くて中身の薄いパワーポイントを作って、会場を眠りの渦にたたき込んでやる」
「じゃあ俺はCGを使う」
「それだと作るのも発表するのも時間がかかるので、一枚に絞ることにしないか?」
「そうだな。『何物であるか』『それが流行る理由』が書いてあれば良いんだし」
「描ける人は絵を入れても構わないってことにしよう」
「仕方がない。それで行こう」
「久しぶりに分量だけ多くて中身の薄いパワーポイントを作れると思ったのに残念だ」
「俺、パソコン持ってないぞ」「ターニャも無理だろうな」
「もちろん手書きでもいい。その場合は一枚の紙に書いて持ってくるってことで」
「バサッバサッ」
「鳥はまあそれなりに何とかしてくれ」

今回の結論(前回と変わらず)

「ガデオモシ(Gadiomoshu)」とは、鞄には入らないがチチカカ湖よりは小さくて、嫌われていない、可愛い固体(バッタの足を除く)または気体であるキャラクターに付けられた固有名詞である。そして、ガデオモシは我々にお金をもたらしてくれるかけがえの無い存在である。

(つづく)