改革案検討2・前編

数日前にお伝えした「このサイトにほとんど誰も来ない件」について若干の改善が見られた。親切な方からリンクをして頂いたおかげだ。例の使えない知人(「CC社の回し者」説もある爽やかさと無縁の男)のお友達の方らしい。知人は使えない奴ではあるが、知り合いには恵まれているようだ。俺とか。
ただ、アクセスログを見て気になるのは、訪問者がことごとくリンク先のページのみを見て帰って行ってしまうという点だ。先日、キーワード=boliviaで訪ねてきてくれた方もそうだった。こんなにボリビアの情報が満載なのに、惜しい話である。これは、決して訪問者の方々が馬鹿だとか、頭がぬるすぎてついて来れないという話ではなく、私達の作るコンテンツが大衆の皆さんにとって魅力が無いからに他ならない。このままでは、数日中にまた24時間で1アクセスという事態も夢ではない。
そこで、毎週木曜に行うチチカカ編集会議の予定を繰り上げ、急遽臨時対策会議を開催した。以下にその会議の抜粋を公開する。なお発言者の名前については「スタッフ紹介」を参考にして頂きたい。

コンテンツの限界
ボ「俺が書いてたんじゃ(多くの人を集めるのは)無理じゃないかな」
蛾「やっと気付いたか」
ボ「もっと、凡庸な大衆が何も考えずに群がるようなページにしないと駄目だと思う」
蛾「書いてる本人が、飛びぬけて凡庸であくびが出るほど魅力が無いからな」
斉「綺麗な写真をどーんと載せたら?」
タ「♪やーやー、たー、ぶっころせー」
ボ「それは、毎回お願いしてるんだけど、電池が切れたとか、メモリを忘れたとか、取材中の30分だけ突発的に失明したとか、レンズと間違えてレンコンを持ってきたとか…。とにかく、一度も写真が撮れてないからな」
斉「こうまで不幸が重なると偶然とは思えない。まったく恐ろしいブログだ」
立「人災だろう」
タ「♪せんりょーだー」


漫画の可能性
蛾「俺のマンガを載せても良いぞ」
ボ「あれは無理。良い子も見てるんだし」
立「子供に見せられない内容なの?残酷とかエロいのとか」
蛾「失礼な!」
ボ「子供に人気のあるキャラクター達が、いろいろ悲しいめにあってひたすら絶望してるマンガだ」
斉「ひどいな」
蛾「あんだけ人気があって稼いでるんだから、せめて想像の中では不幸な目に合わせたいと思わないか」
タ「ターニャ、ピ力チューが嫌い!」
蛾「よし、今度マンガの中で酷い目に合わせてあげるからな」


ダンサー退場!?
エ「ブエナス ノーチェス!スズヒコ。ターニャは居るかい?」
ボ「ああ、元気に踊ってるよ」
エ「ターニャ。もう寝る時間だ、帰ろう」
タ「帰るー。ばいばーい、戦友たち」
立「話が逸れたので、ブログに戻すけど、今後は写真とマンガとショートショートを充実させるって話だったな」
ボ「ショートショートって!」
斉「どさくさに紛れて何を言うんだか」
蛾「誰が読むんだ」
サ「バサッバサッ」

会議は深夜まで及び、そもそもアクセス数を延ばす必要があるのかという議論が始まる。通常こういった「そもそも論」は不毛に終わることが多いが、この会議に於いても例外では無く、ひたすら不毛な方向へと議論は進むことになるのである。<続く>