改革案検討2・後編

<前回のあらすじ>数日前の「このザル」で座談会形式ってのも面白いなあと思った俺がじゃあ自分のところでもやってみようと適当な名目で会議を行ったのであった。詳しくは前回を読んで欲しい。あと、ところどころに小見出しを挟むとそれっぽくなると思ったので、昨日のも含めてやってみた。

アクセス数って大事?
斉「だいたいさあ、何でそんなにアクセス数を気にする訳?」
ボ「俺は気にして無いよ」
立「一番気にしてるじゃん」
蛾「折れ線グラフまでつけて、同情を引こうとしたくせに」
斉「そもそも多ければ良いの?アクセス数って」
ボ「それは大前提。いかに多くの人を集めるかというのは重要だよ」
立「やっぱり気にしてる」
ボ「いや、ここ(チチカカ)ではそれは無理なんじゃないかって思ってる」
斉「じゃあ、ここがどうかって話はともかく一般にどうしてアクセス数が重要なの?」
蛾「そうだな、その前提をまず共有するか」


人を集めること
ボ「基本中の基本だけど、Web 2.0におけるビジネスでは『まず、人を沢山あつめること』が最優先される。収益構造はどのくらい人を集めることができるか、そしてそれをどのように推移すると予測できるかで決まる訳だ」
立「どっかで読んだような話だけど、それがこのブログとどう関係あるの?」
斉「メエ、一般論としてアクセス数の重要性について訊いたので、そこは後で検討しよう」
蛾「じゃあ、一般論として訊くけど、アクセス数云々が収益に影響をもたらすというのは、どの規模のどんなサイトが対象となってるんだ?どっちかと言うと大きなサービス全体の話であって、小規模のブログに適応される話では無いと思うんだけどメエ」
ボ「それを言っちゃあ、おしメエなんだけど。さっきの一般論は、個々のブログではあまり関係がない」
立「ていうか、収益って言葉が出てきた時点でおかしいだろ。あと一般論と言う度にメエと言うのは止めようよ」


収益など無い
斉「そもそも、このブログで利益があがるって考えてるの?直接間接を問わずでいいんだけど」
ボ「無理無理。まず直接の方はアフィリエイトとかやる気ないし」
蛾「やったとしても… … … …だしな」
ボ「間接ってのも具体的に言うと恥ずかしいので言わないけど、もっと無理だ」
斉「それは、現状だけの話?それとも将来に渡っての展望?」
ボ「えーと。偶然とか外的要因を除いた運営上の意図として、このブログ自体で収益を挙げるつもりは無いし、このブログを足がかりとして何かをやろうという意思もない」
立「そりゃそうだろうな。議論があちこちに逸れた割には当たり前の結論だ」


結論めいたもの
斉「また話を戻すけど、このブログでアクセス数を気にしないって言ってるのと、アクセス数は重要だって話をどうやって折り合いつけるの?」
蛾「『重要かもしれないけど知るか』でいいんじゃないの?」
ボ「俺もそれ。一般論として言われてる事は正しいと思うけど、正しいことだけをやれとは誰も言って無い。メエ」
立「だから羊はいいって」
蛾「ていうかこの会議必要なかったんじゃないの?」
ボ「でも、やっぱり気になるし。気にしないけど」
立「どっちなんだ」
サ「バサッバサッ」

結局、会議の結論として次の方針が採択された。

  1. 今後もアクセス数とかは気にしない。
  2. でもログは見るよ。
  3. もっと読みたくなる記事にする。
  4. もう少し早い時間に打ち合わせをする。
  5. サミーは呼ぶ必要なし。

なお、今回は「オチがあるだろうと思わせておいたままだらだらと続く。しかも言ってることは浅い」という手法を試してみた。これは2006年の M-oneグランプリにおけるアマチュア二人組の採った手法からヒントを得たものである。この方法が面白くないことはアマチュア二人組が実証済みであるが、自分で試みて見ることで再確認することが出来た。



何回かに渡ってお送りした見苦しい「自分語り」ですが、これで終わりにしたいと思います。次回以降はこれまで通りエッセーや街角情報をお届けします。