日本のニュースは面白い

予定通り、日本大使館前で餅がまかれ暴動は鎮まったので、俺たちはチチどしゃハウスを出てそれぞれの家に戻ることができた。今思うと今年の暴動は節分云々より、餅が食べたかっただけじゃないかって気がする。もしくは、この国における餅の需要拡大を目論んだ日本人が仕組んだプロモーションかもしれない。話が餅だけに随分と粘っこい事だ。旨いこと言ったぞ。
ところで、潜伏中に日本のニュースを読む癖がついた。やはり日本のニュースは面白い。最近気になったのは、先日書いたツーレロ知事のニュースと、もうひとつY大臣の女性差別発言のニュースだ。なんでも

  • 「女は子供を産むためだけの機械」

だと言ったそうじゃないか。いくらなんでも酷すぎる。そもそも機械が子供を産むわけないじゃないか。だったら

  • 「機械は女を産むためだけの子供」

とでもいうのだろうか。このまま放っておくと

  • 「子供は機械を産むためだけの女」とか
  • 「女は機械か子供のどちらかだ」とか
  • 「女は女を産むためだけの女だ」とか
  • 「女は子供と機械に油でも差してろ」

言い出すに決まっている。こちらの人達は女性と機械を大事にするのでそんな酷いことを言ったらリンチにあうだろう。デヴィッド・私刑。
とおもったら今度は「結婚して子供を二人産むのが健全だ」と言ったそうじゃないか。そんなの間違った考えだ。結婚はともかく、子供なんて不健全に決まってる。しかも二人も!このまま放っておいたら「結婚して子供を三人産めばもっと健全だし、四人ならなおさらだ」とか「とにかく子供は健全だ」とか言い出すに違いない。
こういう変わった事件があるから日本のニュースは面白い。ときどきチェックしようと思う。