街の声
普通の人の会話をこっそり聞くのは面白い。特に「その人達には当然の事として話されるのだが、無関係な人にとっては因果関係がさっぱり解らない会話」が楽しい。
- 「今年はコーンが沢山とれるよ。爺さんが良く転ぶもん」(農村、老婦人)
- 「甥がね、郵便局に勤めてるんだ。小さい頃から好き嫌いをしない子だったからね。ぴったりだと思うよ」(飲み屋で、年齢不詳の男)
- 「あ、虹だ。1級に合格しますように、1級に合格しますように、1級に合格しますように」(道ばたで、中学生)
- 「寝転がって字を書くと指が短くなるよね」(バス停で、後に並んでた女性)
- 「お父さん!急いで急いで。まったくもう、呑気なんだから。巻き毛なのにどうして?」(市場で、不明)
- 「だから、俺はボスにがつんと言ってやったぜ。たまには強気に出ないとな。夏至なんだし」(パブで、若い男性)
- 「いやあ、暑いね。やっぱり暑いなと思った日から7日目が一番暑いんだね」(配達に来た老人)
- 「山の人達はみんな姿勢がいいよね。ウサギ食ってるからだろうね」(床屋で、隣の客)
- 「俺パイロットになろうかな。音痴だし」(ハンバーガーショップで、中学生)
多分、当人達に理由を聞いても説明できないんじゃないかと思う。