「ニュートン」のように表現する」という記事は面白かったのだが、一カ所間違いがあったので、ここで密やかに指摘しておきたい。
いや、あの企画で描かれている絵自体、雑誌「ニュートン」に似せて作られたものなので正しいも誤りもないのだが、そこに描かれているアイテムに誤りがあったのだ。具体的には1ページ目に出てくる下記の図だ。


H - H
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H - C - C - O - H
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H - H
この H と H の間の横棒は不要だろう。

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といった指摘を書くと「そんなつまらないケチを付けたところで、元の記事の面白さは変わらない。ひがむなタコ」とか思う馬鹿がいないとも限らない。
ここでたとえ話。偉大な発明をした上に誰もが認める人格者でもあるAさんという男性がいたとしよう。そのAさんが、うっかり刺身の醤油皿にソースを入れそうになっている所を見かけたBさんが「それはソースですよ」教えてあげたのに、周りにいる人が「そんな些細なことでAさんを陥れるなんて」「ソースと醤油を間違ったところでAさんの発明が素晴らしい事に変わりはない」「間違いを指摘する事でAさんより自分が偉いって言いたいんじゃないの」とBさんを避難したらどうだろう。どう考えてもそいつらはクルクルパーとしか思えない。
インターネットはこの手のクルクルパーを簡単に観察できる。楽しいけれど不思議な場所だと思う。