気体人間

ペルーでクレーターから異臭のする気体が出て、見物に行った何人もの人が具合が悪くなったらしい。恐ろしい話だ。
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ニュースでは、地中にあった有毒ガスがこれは、隕石の衝突により噴出したかのように書かれているが、実際は隕石にのってやって来た気体人間を見学に来た人が、うっかり吸ってしまったのだと思う。気体人間を吸うと人は気体人間製造工場になってしまう。つまり、その人が空気を吸うと、肺に居る気体人間が空気中の窒素と酸素とアルゴンを体内に取り込み、0.2秒後には単為生殖にて気体人間の卵(もちろん気体)を肺の中に産んで、人はそれを吐き出すのだ。そうやって気体人間は繁殖をし続ける訳だ。
今もクレーター周辺では、気体人間が、自らを生産する工場となる肺呼吸生物を見つけては肺に進入し、子孫を増やし続けている。南米全体が気体人間に支配されるのは時間の問題だろう。